ハウススタジオ選びのチェックポイントこれだ!

ハウススタジオ選びのチェックポイントこれだ!

間違いのない、ハウススタジオの選び方

ハウススタジオは、その撮影空間のイメージがそのまま、これから撮影する作品の世界観に直結するため、まずはWebサイトやstudio DATA BOOKなどの印刷物に掲載されている写真を見て、イメージに合ったスタジオを探すことになる。しかし、イメージだけに頼って選択し、いざ仕事に取りかかってみると思わぬ不自由が待ち受けていることもある。
そこで、ハウススタジオ選びのチェックポイントを確認し、間違いのないスタジオ選びを心がけよう。

上の写真は、STUDIO jiLL A Studio (ナチュラルカントリー)

レンタル撮影スタジオ検索サイト「studio DATA BASE」でハウススタジオ一覧を見る


1.シチュエーション

ハウススタジオ選びは、シチュエーションがポイント。家具や内装で世界観を構築しているところが多いので、撮影内容と照らし合わせてスタジオを決定しよう。定期的に壁紙などのリニューアルが行なわれるので、一度使ったことがあるスタジオでも予約の際、確認を。

2.アングルバリエーション

雑誌やカタログなどカット数の多い撮影では、どれだけアングルバリエーションが取れるかもポイントになってくる。家具の移動や野外スペースの利用でアングルバリエーションを確保することもできる。

3.野外スペースのイメージ

意外と盲点なのが、季節による自然の変化。庭の木や芝生の緑は、夏と冬で大きく違ってくる。窓から見える景色も変わってくるので要注意!

緑溢れる野外スペースは、アングルバリエーション確保に重宝する。 写真はスタジオスタンダードのエントランス。
緑溢れる野外スペースは、アングルバリエーション確保に重宝する。
写真はスタジオスタンダードのエントランス。

 

4.自然光の入り具合

自然光が多く採り込めるハウススタジオだが、時間や季節によって光の入り具合が変わってくる。何時頃どういう光が入るかスタジオに確認しておくと、撮影スケジュールが立てやすい。

5.機材レンタル

照明機材の持ち込み料金は不要のところが多いが、別途電気使用料を取るスタジオもある。照明機材のレンタルを行なっていない場合もあるので、Webサイトをチェックしておこう。

6.駐車スペース

ハウススタジオの場合、駐車スペースが限られているところが多い。スタジオによってはスペースがない場合も。近隣のコインパーキングを記載した地図を用意しているスタジオもある。

7.撮影可能時間

閑静な住宅街にあるハウススタジオは、早朝・深夜の撮影がNGのところも多い。24時間対応のスタジオでも、早朝・深夜は割増料金が発生することもある。

スタジオ内に置いてある小物も、世界観を演出する重要な小道具だ。 写真はスタジオスタンダード/玉堤 Ast。
スタジオ内に置いてある小物も、世界観を演出する重要な小道具だ。
写真はスタジオスタンダード/玉堤 Ast。

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